八戸朝市さ行がねが

日本最大級の八戸館鼻岸壁朝市を主に、八戸市の観光、八戸市の郷土料理、食を独自の見解で発信.八戸館鼻岸壁朝市の明細 住所:〒031-0811 青森県八戸市新湊3丁目4-20(八戸水産公社もしくは漁港ストアで検索)開催日時:毎週日曜日の夜明け前から10時位まで(12月31日~3月上旬とうみねこマラソン開催時は休業) 駐車場は無限大に近い程で困る事はありません

2015年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年10月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

暗闇のマツタケ狩り 名人に方法を学ぶ





暗闇の松茸狩り


今年は9月の5連休シルバーウィークという事だが、私は普段連休があっても
八戸朝市に行く程度で連休など家でゴロゴロしている方が多くなってきた。
欲しいもの等、ネットで買えるし今後益々そうなっていく事だろう。
そんな私でも1年に一度、興奮さめやらない季節が茸狩りのシーズン、秋なのです。

秋の味覚といえば茸(山の)、きのこといえばマツタケにシメジ等、考えただけで
ボルテージは最高潮に達し午前3時に起きて山へ宝探しに向かったのでした。

今回は幸運な事に地元でマツタケの赤鬼と呼ばれている大先輩に同行する事が
できました。ちなみに赤鬼たる名前の由来はマツタケの話になると真っ赤になり語りだす
からです。飲み会などでは茸の話で終わった事もあります。

大先輩はさすがに厳しく夜明け前の4時には待ち合わせ場所に来なさいとの伝令が
あり目覚まし3台を稼動させ無事、時間内に到着したのですが大先輩は時間を過ぎても
現われません。30分も過ぎた頃さすがに不安になり電話を掛けるも出ませんでした。

マツタケの赤鬼とも云われる先輩です、私はもしや先に山に入ったのかと思い呆然と
していたところ大先輩からの着信が、

大先輩 「今どこだ」

数分後に無事会うことができました。
遅れた理由などマツタケの赤鬼と呼ばれる大先輩に聞けるはずも無く一路マツタケ山へ
大先輩のジムニーで向かったのでした。

程なくして到着したところ既に先客の車が一台止まっています。

大先輩 「クソォやられたか」

大先輩は遅れたことを悔いている様でしたが
先客の車から住所、氏名を即座に答えたことには驚きました。
どうやらライバル隊らしく先を越された様です。

我が隊も慌ててヘッドライトを装着しマツタケ山を駆け上がります。


夜明け前の松茸狩り


一目散に松茸の採れる場所まで行きたいのは山々だが急勾配の松茸山は
折りしも雨だった事もあり私の足をたじろがせ滑って思う様に登れない。
ところが大先輩は猿が如く登っていく、ただただその速さに驚く。
画像右側に大先輩のヘッドライトが光っているが、こんなに差をつけられて
しまった、というか大先輩に申し訳ない。
マツタケ採りは競争なのだ。


まつたけ


松茸が採れる山とは険しいもので息をゼイゼイ汗ダラダラでやっとたどり着いたと
思ったら大先輩がいきなり
「おーい!」 と呼んでいる、行ってみると大先輩の片手には松茸の姿があった。
山を駆け上がるのも早いが見つけるのも早い
松茸名人は生える場所を知っているというが本当の様だ。

先輩にお願いし次に見つかった時は、いじらずその状態のまま「おーい」と
呼んでくれませんかとお願いした。


松茸狩り


「おーい」と、その呼び声は一本目のすぐ後であった。
先輩は約束通り見つけたそのままの状態で呼んでくれた。
ライトで中心部を点灯しているのでわかるかも知れないが呼ばれて確認した時は
すぐには分からなかった。


まつたけ狩り

木の葉などを軽く取り除くとそこに松茸が現われた。よくもこんな木の葉にカモフラージュ
された松茸を見つける事ができるものかと驚いた。
まさに獲物を捕らえる鷹の目とはこの事かと思った。


松茸狩り2015


ほんの少しの傘の部分が見えているだけで小さいマツタケと思われるかも
しれないが掘り起こすと茎の太く最初の物より大きくしっかりしたマツタケが
採れた。

マツタケ山 岩


徐々に明るくなり山の状態が見えてくるといかに急斜面の山であったかが
わかる。大先輩はこんな急斜面の山をすいすいと登っていくのだから驚く
しかない。


松茸狩りH27


明るくなると先輩は離れた位置ではあるが指差しそこに行って見ろ!と
いっこうに採れない私にむかい指示を出してくれた。
云われた通りの場所を注意深く探すとそこにはマツタケが生えていた。
しかも2本も。


きのこ採り


明るくなるにつれ見通しが良くなりマツタケ狩りに闘魂注入できる
状態となる。


マムシ


今日何度目だろうか、先輩より「おーい」の掛け声が上がり目線を地面から上にゆっくりと上げたその時、
会いたくない奴に出会ってしまった。そうヘビに!


まむし 松茸狩り


ヘビの中でも毒を持つマムシ。
滋養強壮のマムシではあるが山で生のマムシを見るのは学生以来。
即刻この場から退散した。


松茸 2015


先輩の「おーい」の声が山に響き渡る。


マツタケ 2015


いったい大先輩は何本採ったのかさえ分からない程であった。
それにしても松茸の赤鬼と呼ばれる先輩は普段色がすすけてヨレヨレの
所々裂けていたりボンド跡がある作業着姿しか見たことが無いのだが
松茸狩りの時には新着したのかと思わせるスーツ並みのしっかりと折り目がつき
濃い色をした作業服での出で立ちであり山の神に感謝しての正装といえばよいのか
茸狩りに対する心構えというものが名人と呼ばれる方はさすがに違うと感じた。

松茸狩り


茸狩りは食べる楽しみもあるが採る楽しみの方が大きいものです。
今回はマツタケの生える場所まで教えてもらい大変有意義な一日でした。
本当に良い大先輩です。


マツタケ山


行きはよいよい帰りは怖い等と言いますが今回は足も軽やかに下山。


鉱山跡地の鳥居


この鳥居はかつてこの地に人々が住み、暮らしていたという事なのだろうか。

この山奥にある朽ち果てた鳥居が気になり調べている最中ではありますが
この場で公表はできそうにありません。

スポンサーサイト

| きのこ採りさ行がねが | 19:42 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT