
4月13日(日)に八戸館鼻岸壁朝市で納豆作り目的で購入した「丸ごと蒸し大豆」
そうそれは私が幾度か挑戦しては失敗の連続で諦めかけていたその時、見つけた
食材であった。
最初から煮てある大豆商品で、そのまま食べるという商品「丸ごと蒸し大豆」
私の目に留まったのは「無塩」「無糖」の文句。
つまり商品名の通り蒸しただけの大豆、という事はこの豆に納豆菌を注入すれば
憧れの自家製納豆が完成するはずだ!と思い購入したのは今から約2週間前だったのです。
その時のブログ
何度も失敗した経験上、念には念を入れ本日開封。
過去失敗した原因①蒸す時間が足りなく単に硬くて話にならなかった。
②発酵期間が短かったのか、ねばりがクモの糸一本程度であった、つまり腐っていた。
こんな経験上、本日開封となったのです。

こっこれは!
市販の納豆の場合、賞味期限が過ぎて1ヶ月も経つと現れる白い斑点があるではないですか。
これは納豆菌が繁殖している証拠。
期待を胸に箸を通します。

おおぉ糸を引いているでは有りませんか。
ここで納豆のネバネバの正体を説明しますと、最近よく耳にする「ムチン」と
「ポリグルタミン酸」で共に旨み成分のアミノ酸ですがポリグルタミン酸とは、
納豆菌が大豆のタンパク質と糖質から作ったグルタミン酸とアミノ酸がつながった状態
をいい、そのポリグルタミン酸が、何千個もつながっているため、強い粘りがあり、糸を引くのです。

かき回すと市販の納豆と同じくねばりが強くなり完全に納豆そのものです。
期待を胸に一口。。。。
ううぅこれは納豆だ!遂に俺はやったんだぁ!オレがやったんだぁぁ!
しかしこれで満足した訳ではありません。遅すぎますが、ここからが納豆作りのスタート。
夢は藁の中で発酵させた昔ながらの納豆を作る事です。
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照会(みと・あかつかカンファレンス)
学術秘書
池田です。
「ムチン」と記述する根拠についてご教示くださいますようお願いいたします。
※参考
[1]デジタル大辞泉:
ムチン(mucin)
動物の上皮細胞・粘膜・唾液腺などが産生する粘性物質の総称。糖たんぱく質の一種で、アミノ酸がつながったポリペプチド鎖に糖鎖が枝状に結合した構造をもつ。
[補説]オクラや山芋などに含まれるぬめり成分もムチンと呼ばれることがある。これは高分子の多糖類とたんぱく質が結合したもので、動物の粘液に含まれるムチンとは異なる。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%B3-140618
[2] 丑田公規「クラゲの有効活用の限界とムチンの化学」『化学と教育』Vol. 65 (2017) No. 5 p. 228-231:
ムチンという化学物質については,一般人のみならず専門家の間にも誤った情報や呼称が広がっている。そこで,一般の化学教育に携わっている方に正確な情報をていねいにお伝えするため本稿を執筆することにした。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/65/5/65_228/_pdf#page=3
では。
この件に関するお問い合わせ先:
みと・あかつかカンファレンス事務局長
ラクトース研究班「いもいち2025」班長代理
有限会社学術秘書
本店営業部
池田剛士
〒311-4141
茨城県水戸市赤塚1-386-1-107
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携帯:090-4134-7927
| 池田剛士 | 2017/11/09 14:05 | URL | ≫ EDIT