
年のせいかよっぽどの事が無い限り面倒くさくてどこにも出かけなく無くなってきたが
八戸朝市と秋の茸採りには血が騒ぎ向かってしまう。
どちらにも共通するのは普通一般に入手できない物が手に入るというワクワク感
からくるものなのかもしれない。
ということで今日は朝市にも行かず茸採りに行った訳ですが雨が続き
予想はしていたのですが川が増水してます。
いつも行く山にたどり着くにはこの川を渡らなくてはならなく
朝市ではないですが夜明け前に到着したまでは良かったのですが
川の状態を薄暗い中にもいつもと違う川の音で躊躇し、明るくなる
までの数分待ったのでした。
明るくなった所で川の状態を確認した後、ドボンと入りびしょ濡れ覚悟で渡りましたが
思ったより深く長靴に浸水は勿論、膝までビシャビシャになり渡ったのでした。
私は流れる川の圧力の強さを幼少の頃かの川遊びなどで
経験していますので一般の方は真似しないようご注意ください
朝市でも販売されていたアミタケが最初に現われました。
一般に販売されているアミタケはえんじ色をしていますが茹でると
鮮やかなえんじ色になります。生というか自然の状態は黄褐色です。

うしこ茸(クロカワ)が早くもこんなに成長しています。
今年は例年と違いますね。

ほうき茸です。生え始め?

松の木に生えてるホウキ茸は初めて見ました。
ホウキタケは直ぐに食べられる物と茹でた後2~3日、水で毒抜きしないと
腹痛を起こす種類がありますのでご注意ください。

ホウキタケの区別は難しいと思いますが少し毒があるタイプは根元から
枝分かれしています。それに対して毒の無いホウキ茸は太い根元があり
通常の茸でいう傘の部分から枝分かれし広がっています。
色も鮮やかなピンク色をしています。
区別がつかなくてもホウキ茸は水に2~3日さらせば毒が抜けて
美味しく食べられます。
私は根元から枝分かれした少し毒の有る方が食感も良くて好きな
くらいです。
但し、手で触って直ぐに砕けるタイプのホウキ茸はあまり好きでは
ないのですが茹でるとプルップルとした食感は好きな人もいるかも。

さくらシメジも発見。
ホウキ茸と同じく少し腹痛を起こす毒があるので茹でた後、水にさらして食べます。
シメジと名のつく程ですから味が本当に良い茸で歯切れが良く食感もとても良い
美味しい茸です。

山には色んな危険が潜んでいる。
まず第一に遭難、そして熊との遭遇と思っていたが奥入瀬渓流での倒木事故の様に
いつ何時木が倒れるやもしれないという全く予想だにしない危険が潜んでいる。

この斜面をえぐった跡は
山を下りる際に急な斜面を滑ってすっ転んでしまった跡。
画像ではわからないかもしれないがかなり急斜面。
経験上、急斜面の下には川がある場合があり実際この下は
川であった。
特に足早に帰ろうとして急斜面を下っている時に起こりやすい。

なんと天然きのこ終盤に採れるジメジまでもが生えていた。
今や松茸よりも採れないと云われる天然しめじ。
凄く良い出汁がでるので汁物にすると食感共に最高級の茸です。

あやしい松林。
何かが臭う、プ~ンと。

山を下山中でしたが本命の松茸に出会えた。
小さく見えるかもしれませんが松茸って土の下の根が深く
掘り起こすって感じで収穫します。

ビニール袋で茸採りしてるあたりが素人感丸出しですが、
そろそろ腰カゴが欲しくなってきたかも。

収穫後はゴミを取り除いて虫出しです。
この後もまた茹でたりとか大変なんですよね。
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